一息つきたい心の休憩所

自分自身の心の吐き出し 休憩所のような場所にしたい

生きていた事、生かされた命⑤

さて、新しい病棟での入院生活スタート

最初の説明の時に「ここの病棟は若い子達ばかりなんだよ~」と言われていたが確かに若い子達が多かった

そして若い子達が頑張っている姿に尊敬し感謝もしていたが、やはり自分よりも若い子達に世話をしてもらうという羞恥心もあった

しかしそんな事はもう思っていられぬ状況、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちはずっと忘れずに!

左手の手術までの1週間も長く感じた

この時の身体の状態的にはベッド上では両手には体重はかけてはいけない、なので両肘を使い身体を動かす

寝返りをしたい時などは左には身体は傾けても良いが右側には40度までしか向いてはいけない

それは右骨盤が骨折と肋骨が骨折していたので動かす時も慎重に

そしてこの期間でまず始まったのが車椅子に座るという動作を覚える事

一人では乗り移る事なんてできないのでリハビリの先生や看護師さんに手伝ってもらいながらの動作になる

物凄く頼りがいになったのがこの足担当のリハビリの先生、学生時代はラグビーをやっていたという事で物凄いガタイ そして性格はとてつもなく優しい

「hayatemaruくん1人くらい楽々支えられるから全体重僕に任せて安心してね!」

もうこの安心感は心強かった!

「先生の事信じていますよろしくお願いします!」

車椅子に乗り移る前はまずベッドから床に立つという事から始まるわけだ、しかし右足には絶対に体重はかけてはいけない

左足の力だけで身体のバランスを取らなければならんのだ

後は補助的に手すりに手を触れているくらいの状態

久しぶりに立とうとした俺の身体は上手くバランスが取れずにふらついてしまった、しかし先生が力強くそして優しく支えてくれゆっくりと車椅子に何とか座る事ができた

たったこれだけの動作で汗をかき、激痛にも耐えるしんどいものだった

座る瞬間もドスン!っと勢いよく座ってしまうと骨盤を痛めてしまう

基本的には何をするにも怪我を悪化させない様に慎重に

リハビリはこのまま車椅子に乗り病室から少し離れたラウンジで景色を見ながら軽い足の運動から始まった(今回記事貼った写真がその時見ていた景色です)

本当だったら1階のリハビリステーションで行うのだが今の自分の身体ではそこまでの移動はできなかったので少しの期間だったがラウンジでのリハビリが続いた

リハビリの内容は片足ずつ上げ下げするだけ

しかしここでも自分の筋力の低下に驚いた、怪我のしていない左足でさえすぐに疲れクタクタ

右足なんて論外 ビクともしない それでも全力で足を上げた

このリハビリを左手の手術が終わるまでの1週間 また歩ける事を信じて土台作りなんだと思って頑張った

手のリハビリも病室に先生がきてくれて関節の運動

手の担当の先生も爽やかで優しいく話しやすい先生でした、本当に入院してから素敵な人達の出会いに毎日感謝の連続

ありがとう、、、