湯を沸かすほどの熱い愛
湯を沸かすほどの熱い愛
鶴瓶さんの番組A-Studioで杉咲花さんがゲストの回でこの映画について触れていて気になっていました。
1年前に家出をし居なくなった父、営業していた銭湯は休業状態。
そんな中、余命2か月と宣告された母が残された時間で家族に何を残せるのか。
様々な問題を抱える日常の中でいろいろな愛情があるなと思いました。
逃げずに立ち向かう勇気、人を抱きしめる優しさ、時には突き放す強さ。
どれもそれは愛情なんだと。
残された命を持って伝えたいんだなって感じました。
そしてそれを支えてくれる周りの人間達の愛情もあります、一人ではできない事。
出会いがまた新しい出会いを生みそれが点となり線となって繋がります。
死に向かって弱っていく姿も見ていて切なかったですが、何よりも前向きな気持ちが自分には心撃たれました。
ラストシーンはビックリした部分はありましたが、映画全体を見ればスッキリと終っていると思います。