一息つきたい心の休憩所

自分自身の心の吐き出し 休憩所のような場所にしたい

14級9号

14級9号 認定された後遺障害等級
7月はバタバタしていた1つの中に後遺障害等級の申請で労働基準監督署に行って詳しく説明や月に1度医師が労基に居る日があるのでそこで認定の為に必要な診察など

後日審査結果をお送りしますのでお願いしますとの事で通知が届き
届いた通知内容を読みながら 
無性に虚しい気持ちにも襲われた

「1番下の級でも取れて良かったね」そう人から言われた時に

うん、、そう、、その為に書類を用意したり 話をしたり いろいろしてきた 

結果的には「何も異常はありませんでしたよ」で無くて良かった 

等級認定されたんだ

でも認定された級の範囲に該当していただけで身体中も心も毎日痛いんだ それは認定される物じゃないから

紙を読みながら支給された金額を見て 俺が今やっている事は自分の命に金額をつけている作業感なんだよなとフッと思ってしまう

日常的にも毎日当たり前に観ているニュースなどでも

「損害賠償だ」「慰謝料だ」「○○金を請求した」 

耳にたこが出来るくらい聞こえてくる

今はその数え切れない程のニュースにもならない極々1部の人間の一人として 当事者して向き合わなければならない

お金が無ければ生活も出来ない いざって時に家族や身を守るも出来ない時もある 世の中のありとあらゆる物にはお金は付きまとう

綺麗事だけじゃすまない状況や風景も沢山見てきた

ばぁちゃんが危篤状態で親戚に連絡した時も

「あー死んでから教えてください」

葬式が始まる前、丁度俺が一人ばあちゃんの目の前に立っている時に声をかけられた

「お金もかかって大変だったわよね~お疲れ様」何度も口の中で血の味がするくらい食いしばって我慢して どいつもこいつも どいつもこいつもって そういう問題じゃねーんだよって

火葬場で最後に残ったのは骨以外にも身体の中に手術で入れていた鉄球のような金具だった、火葬場の方も

「こんなに、大きな物を、、身体の中に、、重かったでしょうね」

俺はずっとその現実味のない光景に棒立ちする事しかできなくて、なんとかその場はやり過ごしたけど

家に帰ってきてからは仏壇の前で何日もうずくまって泣きながら過ごし続けた きっとそこからもっと大切で大事な事に気づき始めたんだろう

8月7日の早朝 お盆には少し早いが 墓掃除は終わらせてきた 毎年この時期と来月の命日と誕生日の10月が近づく度に気持ちは沈みがちだ

でもずっと教えてくれてたから「馬鹿にしてる人達をいつか見返してやりなさい、それは人を傷つけることじゃなくて、俺だってやれば出来るんだぞって 〇〇君にはそれだけの優しさと力があるんだよ

それを胸になんとかやってる、、でもずっと心には穴は空いたまま

これからまだやらないといけない事もある 今後の展開によっては逸失利益等の話も出てくるのだろうと予想はしていて

こんな事を毎日考えながら 頭の中では思考はグルグル 心は落ちていく

あれ?これ何錠目だったかな?もう種類も訳が分からん
日に日に増えていく安定剤と睡眠薬を何錠も飲んでいても寝れずに朝を頭痛と共に迎える

自業自得だと呆れられ 馬鹿だと言われ続けても 

心の中ではお前達みたいならないからと繰り返し叫び続ける

そう思わせてくれて 気づかせてくれて 逆に感謝したいくらいだ

ありがとうと ちょっと皮肉の一つくらい持ってる方が丁度いい 

「人間ごっこ 人生ごっこ でも君は笑っていられんの?」

時折見せる深く暗い感情だって1部だから

おはよう ど畜生な世界 そう思いながらも 信念だけは腐らずにいたい